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What’s SwimmyDesignLab

SwimmyDesignLabはデザイン会社なのか?

SwimmyDesignLabはデザイン会社なのか?

デザイン会社というのが何を指すのかによって、YesにもNoにもなります。例えばWEBや紙、プロダクトといったメディアにグラフィックを作るような、世間一般で言われる“デザイン制作会社”かと問われると、答えはNoになる。確かにそうしたアウトプットは行っているけれども、それらはあくまで私たちの仕事の着地点でしかないからです。私たちが行っているクリエイティブは、企業や自治体、商品等のブランディングであり、そのためのコンサルティングや企画立案、スキームづくりが主な業務となります。

では、ブランディングとはいったい何なのか? 私たちはブランディングを、“対象の価値を最大化する”行為だと定義しました。企業や商品のまだ気づかれてない価値を、目的達成に向けて最も効果的に伝えること。それは情報を最も効果的に構築するデザインという仕事と同じかもしれません。そういう観点で言えば、SwimmyDesignLabは間違いなく“デザインの会社”と言えるでしょう。

みなさんに自己紹介をする際は、「代表・吉水卓が描くカジュアルアートとその哲学をベースに、企画・製作をデザインするクリエイティブチームです」と伝えています。吉水卓が描くカジュアルアートの思想は、弊社のMissionにも掲げている「赤ちゃんからおばあちゃんまで驚かす!」です。サプライズでプレゼントをあげて喜ばせるような“驚き”を、老若男女を問わずたくさんの人に届けたい。そういった思いでブランディングを行っている“デザインの会社”が、私たちSwimmyDesignLabなんです。

SwimmyDesignLabの強みとは?

「企画・リサーチ」「ディレクション」「キャスティング」「デザイン・アート」の4事業を掛け合わせることで他社にないブランディングを達成するというのは、本会社案内の冒頭で説明したとおりです。それ以外でSwimmyDesignLabのオリジナリティを挙げるとしたら、プロジェクトの種類が多岐に渡っている点でしょうか。例えば一般的なコンサルティング会社は、1つの業界に特化していることがほとんどです。しかし私たちは専門分野を持たない代わりに、さまざまな業界の情報を持ち、情報化できない空気感を把握している上に、幅広いコネクションを抱えています。

現在はユーザーの嗜好が多様化し、業界を横断した施策が求められることが増えてきました。そうした時代に、業界の慣習にとらわれない企画を立案でき、それを実現するコネクションがあることは、ブランディングを行う会社としての大きな強みだと考えています。

SwimmyDesignLabの強みとは?

SwimmyDesignLabが目指すのは?

私は大学時代、1人で絵を描いて、1人で音楽を作っていました。抽象画を描いて、アンダーグラウンドな音楽を奏でて、テクニカルなことをして格好つけたいと思っていた。SwimmyDesignLabを起ち上げた当初も、「カメラマンさんとかライターさんとかいろんな人たちを使って、自分の作りたいモノを作るんだ」という気持ちがありました。

でもどこかで、それではつまらないなと気づきました。1人で作ったモノは自分の想像を超えてくれないし、作ったモノが伝わらないと面白くない。たくさんの人に喜んでもらえるものを、みんなで楽しく作る方が喜びが大きいのは間違いないでしょう。それで今は、伝わりやすくて、みんながハッピーになるような絵やデザインを作るようにしています。同時に、「私がやりたいことをみんなに手伝ってもらっている」という意識に変わりました。

SwimmyDesignLabはそういう意味で、バンドのようなモノだと考えています。中心となるバンドメンバーがいて、ステージ(ミッション)ごとに最適なサポートメンバーを招へいする。バンドのサポートメンバーは多くの場合流動的ではなく、信頼関係を築いて中長期的にいっしょに音楽を作りあげます。そんなバンドのような会社、たくさんの人が一時的に集まって楽しくセッションする“場“に、SwimmyDesignLabがなってほしいと考えています。

そうしてできあがったモノで「赤ちゃんからおばあちゃんまで驚かす!」というのがSwimmyDesignLabの最終的な目標です。「赤ちゃんからおばあちゃんまで驚かす!」とは、相手のことを思いやる気持ちのことです。つまりは、愛のことです。みんなが愛を持って、他者と接する世の中であってほしい。私たちのクリエイティブに触れた人たちが、そこに込められた愛に気づいてくれたら、こんなに嬉しいことはありません。


Art, Illustration

絵を描くようになったのはいつから?

もともと幼少時から絵を描くことが好きで、マンガやアニメのキャラクターだけでなく動物や家族の絵も描いたりしていました。本格的に描くようになったのはアメリカで美術を学んでいた大学時代です。当時の友人に今はロサンゼルスを拠点に活躍しているタダシ・モリヤマというアーティストがいて、彼に影響を受けてその頃は彼と同じような抽象画ばかり描いていました。

抽象画から今の絵柄になったきっかけは?

スイミーデザインラボは当初アパレルの仕事が多く、絵を依頼された際はカチッとしたグラフィックを提出していました。ところが、ふと思い立ってリラックスして描いたテキスタイル用のアニマル柄の評判がとても良くて、同様の依頼が増えたのがターニングポイントです。

動物を図鑑などで調べずに、記憶を頼りに修正しない一発描きで仕上げる即興的なスタイルを採っていて、自分自身がストレスを感じずに描けたのもよかった。頭でっかちになることなく伝えたいことを素直に表現できたので、絵を描くことがもっと好きになれたからです。

絵を描く上で気をつけていることは?

上手く描こうとしないこと。大人が絵を描く時はパースや形などを整えて描こうとしてしまいますが、子供が絵を描く時は上手さなんて考えずに、感じたとおりに描いています。絵は誰でも感じ取れるのがいいところなのに、大人のように描くと評価軸が「正しさ」に寄ってしまう。抽象画を描いていた時も、オシャレなデザインばかり手がけていた時も、理解してもらえる人が少ないことが悩みの種でした。それで今描いている絵では、上手く描くことを意識的に避けることで間口を広げて、たくさんの人たちに楽しんでもらいたいと考えています。

吉水卓の絵には何が求められている?

依頼いただく目的としては、「対象のターゲットを拡大したい」という思いがあるケースが多いようです。自己分析すると、私の絵はアートとイラストの境界上にあると思っています。そのため、写真やアニメ・マンガのキャラもこういう絵になることで、今まで興味を持っていなかった人たちにも届くようになる。加えて、私自身が楽しい絵になることを意識して描いていることもあり、全体的にハッピーな雰囲気が生まれることも、喜んでもらえている要因だと思います。

今後の目標は?

現時点では依頼されて描いている絵がほとんどですが、いずれは自分の作品としての絵を描きたいです。その手始めじゃないけれど2023年には日本と海外で個展を開きたいと考えているので、期待してくれたら嬉しいです。


Sofvi, Products

なぜソフビを作るようになったのか?

同世代の多くと同じように、幼少時はウルトラマンやゴジラのソフビ(ソフトビニール人形)で遊んでいました。思春期に一度遠ざかったものの、成人してから少しずつ熱がぶり返し、30代半ばから本格的に蒐集を始めるようになったのがきっかけです。好きが高じて自分が欲しいと思うソフビを作るようになり、あとは一緒に楽しんでくれる人がいたら嬉しい……といったスタンスで、オリジナルのソフビを製造・販売するようになりました。

SwimmyDesignLabのソフビの特徴は?

ソフビらしいソフビにするために昔ながらのスラッシュ成型を採用しています。この製法では仕組み上「尖った形状」や「平らな面」が作りにくいのですが、その制約がむしろ、ソフビ特有の柔らかで温かみのある雰囲気を生むわけです。また、できるだけ彩色部を減らして、ソフトビニールそのものの色を生かすようにもしています。こうしてできあがったソフビは現行品に比べてローファイで、一般的には価値が低いと思われるかもしれません。でも子供がそうしているように、無意味とか無価値とか取るに足らないものを愛でるからこそ宝物になったりもする。そういう存在になれるソフビこそが、私たちの目標です。

ソフビ事業が自分自身に与えた影響は?

ソフビのデザインは私がやっていますが、原型制作、ワックス制作、成型、塗装といった制作工程のほとんどを外部に委託しています。特に原型を作ってくれている金子さんの腕前は天才的で、前面図と背面図の2点だけでも完璧な3次元モデルを作りあげてくれる。私は本来、モノ作りは全部自分1人で完結させたいタイプです。けれどもソフビ制作では、他人に任せた方が自分の頭の中に描いていた完成形を超えてくるので、安心して人任せにできる。これは、デザインや絵や音楽といったクリエイティブでは味わえなかった喜びです。

ソフビ事業がSwimmyDesignLabに与えた影響は?

ソフビは事業と言うより自分が楽しむために始めた、というのが本音です。ところが自分が好きでやっていたことが、小さい業界ながらも評価されるようになり、多くのお客様に喜んでいただき、たくさんの繋がりが生まれ、事業として成立するようになった。そのサイクルこそが、スイミーデザインラボのミッション・ビジョン・バリューの規範と言えるかもしれません。特にソフビは、私たちが手がける事業の中でもエンドユーザーの反応がダイレクトに伝わる事業です。これからもみんなをアッと言わせるソフビを作りたいという気持ちはクリエイティブの原動力となり、他事業にも良い影響を与えてくれています。

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