Gyoren no Sakanaya
December 2021
JF兵庫漁連が運営する鮮魚店「漁連の魚屋」をブランディング。豊かな海を表す「紺碧の青」が基調の内装に加えて、同県で獲れる魚の壁面アートや魚知識が深まる動画等も作成。同店のコンセプトに沿った“ 楽しみながら地場の魚や漁業と親しめる場” を作りあげました。
- ブランディング
- アートディレクション
- グラフィックデザイン
- 撮影・コーディネート
- 構成・編集
- イラスト・アニメーション
Author's
Note
Note
「威勢の良い漁師たちと大漁旗、活きの良さを伝える水産市場などが一般的な鮮魚店のイメージになると思います。しかし『漁連の魚屋』の母体はJF 兵庫漁連であるため、新鮮な魚を売るだけでなく、漁業や魚食への理解を深めてもらうこともミッションとして課せられていました。『楽しみながら地場の魚や漁業と親しめる場』という明確なコンセプトがあったので、本件では“ 魚と親しむ、触れあう” を念頭に置いたブランディングを行っています。
従来の鮮魚店によくある青〜水色ではなく、魚が一番よく獲れる海の色である『紺碧の青』を基調色にして、補色となるビビットな黄色を射し込んでいます。また、兵庫県は北部が日本海に、南部が瀬戸内海つまりは太平洋に面していて、特にいろんな種類の魚が獲れるそうです。そうした事実も伝わるように、兵庫県であがる魚をすべて吉水がイラスト化して壁面を彩りました。他にもSP ツールやユニフォーム、デジタルサイネージで流れる動画など様々なものをデザインして、全体のイメージをまとめあげています」